この騒動は、2023年3月に小西議員が自身の発言によって批判を浴び、最終的に更迭(辞任)される形となったものです。主な理由は以下の2点に集約されます。
1. 憲法審査会をめぐる「サル」発言
辞任の直接的な引き金となったのは、小西議員が記者団に対して放った不適切な発言です。
• 発言の内容
憲法審査会の毎週開催について、「憲法を真面目に議論しようとしないサルがやることだ」「蛮族の行為だ」といった趣旨の発言をしました。
• 周囲の反応
この発言が「他党の議員だけでなく、真面目に議論しているすべての関係者を侮辱するものだ」として、与党のみならず野党内からも猛烈な批判が巻き起こりました。
2. 党内からの更迭と謝罪
発言の影響が拡大したことを受け、当時の立憲民主党執行部が速やかに対応を迫られました。
(1) 党による更迭
立憲民主党の泉代表(当時)や岡田幹事長は、発言が不適切であることを認め、小西議員を参議院憲法審査会の野党筆頭理事から解任(更迭)することを決定しました。
(2) 本人の謝罪と辞任
小西議員自身も、発言を撤回して謝罪しました。形式上は「辞任」という形をとりましたが、実態としては党による事実上の更迭という見方が一般的です。
背景にある対立
小西議員は、衆議院で行われていた「週1回の憲法審査会開催」を、十分な審議がなされないまま進める「強行的な手法」だと批判したかったようですが、その比喩として使った言葉が極めて不穏当であったことが致命的となりました。
この件により、小西議員は憲法審査会の理事だけでなく、党の参議院政策審議会長も辞任することとなり、党内での役職を一時的に失う結果となりました。